魚料理を食べていますか？　美容や健康に効果的なDHAやEPAといった不飽和脂肪酸を摂るためにも、積極的に食卓に魚をとりいれたいものです。

お弁当には、一年中手に入りやすく、失敗しづらい鮭を使うのがおすすめ。料理家のしらいのりこさんに、簡単おいしい鮭弁当のレシピを教えてもらいました。


冷めてもふっくらの焼き鮭でこれぞ、正統派の和食弁当

ふっくら焼き鮭が絶品！冷めてもおいしい和風弁当のレシピ



しっとり香ばしく焼き上がった鮭を中心に、スクランブルエッグ、キュウリといった名脇役が並びます。鮮やかで見た目にも美しい、和風弁当が完成。


●鮭の焼き漬け





こんがり焼いた鮭を調味液にくぐらせることで味つけしっかり＆ふっくらした仕上がりに。朝つくらず、週末など余裕のあるときに多めにつくっておくのがおすすめです。



【材料（4人分）】

・生鮭　4切れ

・A［しょうゆ大さじ2　みりん、酒、砂糖各大さじ1］

【つくり方】

（1）　耐熱ボウルにAを入れ、ラップをせずに電子レンジ（600W）で1分30秒ほど加熱し、混ぜる。



（2）　鮭は1切れを3等分に切り、魚焼きグリルで両面をこんがり焼く。（1）に漬けて上下を返しながら味をなじませる。



（3）　保存容器に（2）を入れ、冷めたら冷蔵庫で保存する。



［1人分137kcal］





●キュウリのショウガあえ





ショウガ風味でさっぱり！　箸休めにうってつけです。



【材料（つくりやすい分量）】

・キュウリ　1本

・塩　少し

・A［ショウガ（千切り）1／2かけ　ゴマ油小さじ1／2］

【つくり方】

（1）　キュウリは縦半分に切って長さを4等分に切り、塩をふってもむ。



（2）　ボウルに（1）を入れ、Aを加えてあえる。



［全量34kcal］





●和風スクランブルエッグ





卵焼きよりもスピーディで失敗知らず！　カツオ節の豊かな風味がたまりません。



【材料（つくりやすい分量）】

・卵　1個

・A［万能ネギ（小口切り）1／2本　カツオ節1／4パック（1g）　塩少し］

・サラダ油　小さじ1

【つくり方】

（1）　ボウルに卵を溶きほぐし、Aを加えて混ぜる。



（2）　フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、（1）を流し入れ、大きく混ぜながら30秒ほどいりつける。



［全量117kcal］




※つくりおきおかずの保存期間は冷蔵で2〜4日が目安です。
※おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう。

＜撮影／山田耕司　取材・文／ESSE編集部＞

●教えてくれた人
【しらいのりこさん】



夫とのユニット「ごはん同盟」として活躍中の料理研究家。おいしいご飯物はもちろん、ご飯とよく合うおかずにも定評がある。著書に『ごはん同盟のほぼごはん弁当
』『最高のチャーハン50
』（ともに家の光協会刊）がある