シャンプーハットてつじの「後輩芸人にも伝えたい“出番合間飯”」
やぁ。ナニワのグルメ王 てつじです。
出典: シャンプーハットてつじ
グルメはただ旨いという“味”をもとめるのではなく、
料理人がこんな事にこだわって造った、“人柄 や人情”。
人がもっている“味”をさがす時代となりました。
そう、「外食は旨いのは当たり前」。
さぁ、私が「旨いの向こう側」へ誘いましょう。
第十九章「“出番合間飯”シリーズ1」
出典: シャンプーハットてつじ
この“出番合間飯”が、
その日の漫才に、
いや、今日という1日を左右すると言っても過言ではない。
出典: 吉本興業
漫才師は平日二回出番をこなす。
出番と出番の合間は3時間。
ちょうどお昼どきになる。
漫才師は、孤独のグルメを松重さんより毎日経験している。
そんな何よりも大切な“出番合間飯”を、
シリーズとしてご紹介する。
出典: シャンプーハットてつじ
“出番合間飯”シリーズ1は、「一芳亭」。
言わずと知れた名店。
焼売でご飯を食べる。
歴代の吉本の社長や大師匠から先輩まで、
みんなの舌を唸らせ胃袋を掴んできた。
吉本興業の食堂と私は捉えている。
焼売はグリーンピースが乗っていない。
味のついた肉を薄い皮で包んで蒸しあげる。
バラバラの形のようで整っている。
気がつけば10個から20個は食べている。
体感は、ご飯粒1つに焼売1個。
出典: シャンプーハットてつじ
勿論、中華なので、
酢豚や八宝菜などもあるが
おすすめは豚テンとスープ。
出典: シャンプーハットてつじ
後輩芸人にこの味を伝えに、
今日も私は
出番の合間、ここへ行く。
出典: シャンプーハットてつじ
今回の後輩は……ん?? だれやたかなぁ。
名前忘れました。
調べて下さい。
確か日本酒の事をジャパンと呼ぶ変なやつでした。
いつもこちらの焼売のお陰で漫才バッチリです。
もう焼売の合間に漫才している感覚です。
いかがでしたか?
こんな私も、好きが転じてつけ麺屋「帰ってきた宮田麺児」をプロデュースしています。
小麦にこだわり、スープにこだわり、器にこだわっています。
お取り寄せもできちゃいます。
出典: 帰ってきた宮田麺児
ちなみに、唎酒師の資格も持っています。
日本酒が好きすぎて、お米から日本酒を作ろうともしています。
なぜ、その店はわざわざその場所に店を構えたのか?
なぜそのグルメなのか?
意外な場所にある店や、意外な背景を持つ店に訪れ、
“わざわざ”の理由を探ったりもしています。
出典: わざわざグルメ調査隊
そう、今や「外食は旨いのは当たり前」。
時代が追い求めるのは「旨いの向こう側」なのです。
【施設情報】
一芳亭 本店
●LOCATION
大阪府大阪市浪速区難波中2-6-22
●TEL
06-6641-8381
●営業時間
[月~金・土]
11:30〜20:00
●定休日
毎週日曜日
祝日
文・写真/シャンプーハットてつじ