冬の北海道は天然の冷凍庫。そんなフレーズがまさにぴったりのツイートが投稿された。

こちらは、北海道在住のツイッターユーザー・hisapon(@hisaponponpon)さんが、2019年11月18日に投稿したツイート。写真には、これでもか!というくらいモコモコした茶色い柴犬の後ろ姿と、雪に埋もれたヤカンが写っている。

冬毛をたっぷり蓄えた犬と大量の雪。11月の北海道はかなりの寒さのようだ。

投稿によると、hisaponさんが朝、湯を沸かそうとしたところヤカンが見つからない。それもそのはず、前日(17日)の夜にプーアル茶を作ってベランダで冷ましていたのをすっかり忘れていたのだ。一晩雪の中に放置されたプーアル茶は冷めるどころか「カチンコチン」に凍ってしまっていたそうだ。

投稿を見た人からは、

「お茶の冷まし方が斬新!」
「ヤカン2度見しましたwwさすが北海道」
「ベランダで物を冷やせるのは雪国の特権ですよね!」

など驚きの声が上がっている。

投稿者に話を聞くと...

投稿者のhisaponさんは19日、Jタウンネットの取材に、雪でヤカンを冷やすのは「あまり一般的ではないと思います」とコメント。

写真に映っているのはhisaponさんの自宅のベランダで、道路側から死角になっているため、冷却に使うことがあるそうだ。

「雪があるとすぐ冷えるので、雪のある時期だけ、お茶を冷やしたい時に(ヤカンをベランダに)出します。
ヤカンを出した17日の晩は、最低気温マイナス3〜4度になったと思います。
3日前から雪が積もっていて、雪が止んだのでおきました。
本当は3時間くらい冷やす予定だったのですが、忘れて一晩放置しました」

その結果、翌朝発見した時には「蓋を開けた表面はカチカチ」で、プーアル茶は半分以上凍ってしまっていた。

氷を溶かすためにヤカンを再び火をかけたが、お茶は濃くなってしまったようだ。

hisaponさんは「せっかく雪が沢山外にあるのでなるべく利用したい」と、ヤカンの他にも、ゆで卵や野菜、ビールを一時的にベランダに置くことがあるそうだ。

ポイントは、「一時的」。忘れないようにすることが肝心だ。

「ビールも冷やし過ぎてカチコチになったこともありますよ...」

とhisaponさん。

ベランダのヤカンをのぞき込む柴犬のチロさんは、「またやっちゃったね」と思っているのかもしれない。


凍っちゃったね〜(写真はhisaponさんのツイートより)