29日放送、TBS「S1」では、ニューヨークヤンキース・田中将大がゲスト出演。東北楽天ゴールデンイーグルス時代の恩師・野村克也氏と共演を果たし、3月に行われるWBCや"二刀流"大谷翔平について語った。

まずは、昨季14勝4敗という成績を「うーん、まあチームの成績がよくなかったので全然満足できる数字ではないですし自分で取りこぼしたものも一杯あったので、それを今年は一つでも多く取れるように頑張りたい」と振り返った田中。辞退を表明したWBCについては「先日お話したこと以外、特別何かあるわけではないんですけど、自分の取り巻く状況であったり立場を考えた時に今回は難しいということで不参加の形を取らせて頂きました」と説明した。

すると野村氏は「口には出して言いにくいけどお金だろ?」とズバリ。田中は「まさかの一言が」と苦笑いを浮かべる場面もあったが、ともに自主トレーニングを行った則本昂大や松井裕樹へ「中心で頑張ってほしい」とエールを送った。

さらに、話題はメジャーリーグ挑戦を視野に入れる北海道日本ハムファイターズ・大谷翔平について。ダルビッシュ有が主催する練習会でも一緒になったという田中は「コントロールについて話を訊かれたので自分の思ってることとか自分はこうしてるよっていう話をさしてもらいました」と明かす。

また、昨年12月、同番組に出演した上原浩治が"二刀流"大谷のメジャー挑戦について「デッドボールを当てられる」と発言している。この点を改めて訊かれた田中は「ないとは言えない」と同調。「あり得ると思います。全然平気で」と続けたが、「ピッチャーのことでいうと、先発で100マイル投げられるピッチャーはそうそういないので普通に考えれば通用する」と語った。