18日、TBS「S1」では、ボストン・レッドソックスからFAとなり、シカゴ・カブスへ移籍を果たした上原浩治が生出演。カブス移籍の決め手や大谷翔平のメジャー挑戦、自身のWBC出場について語った。

「まだユニフォームを着ていない」という上原は、他球団からのオファーを「僕が知ってる限りは6」と告白。カブスに決めた理由は「やっぱり勝てるチームというのが一番の条件。あとは球団からのビデオレター。“俺らは本気だから”っていうことで。僕も(ビデオレターを貰ったのは)初めて。球団社長から」と明かした。

また、先のイベントでは元チームメイトで同じ歳の巨人・高橋由伸監督と一緒になることも。「その時、まだ(移籍先が)決まってなかったので僕から“どうだ?”という話はしました」とおどけてみせた上原だったが、日本でプレーする選択肢は「自分の中ではあまりない」と改めて答えた。

その他にも、はやければ来季オフにも実現すると言われている二刀流・大谷翔平のメジャー挑戦について「インコースを間違いなく攻められると思うので、その中でデッドボールを当てられる。わざとじゃないですけど、もっと厳しくいかれると思う」と所感を述べた上原。メジャーで二刀流を貫く難しさを示しつつも、「対戦してみたい」とコメント。さらに来年3月に開催されるWBC出場の可能性については、球団が了承することを前提に「出る方向で考えます」と切り出すと、「近々、小久保(裕紀監督)さんの方に電話しようかなと思う」と話した。