「交代選手が遅い」 北澤豪氏がハリルホジッチ監督の采配に苦言
11日、オーストラリア・メルボルンで行われたサッカーW杯アジア最終予選では、日本代表がオーストラリア代表と対戦。原口元気が先制ゴールを挙げるも、後半7分に不用意なファウルでPKを与えて同点に。何度も決定機を生み出した日本代表だったが、試合は1-1のドローで勝ち点を分け合う格好となった。
すると、日本テレビ「NEWS ZERO」では、サッカー解説者・北澤豪氏が同一戦を振り返り、ハリルホジッチ監督の采配に苦言を呈した。
「本田という存在ですよね。相手は警戒し過ぎてました。ボールが渡った時に(相手選手が)全員本田を見てますから。本田の存在感によって引き寄せられて原口がフリーになった。1トップの起用がズバリ当たった」
こう語り、見事な連携から先制ゴールを演出した本田の存在感を絶賛した北澤氏だったが、後半原口がPKを与えた守備には「ギリギリ戻ってきたんですけど、ボールがゴールから逃げてるんで押さなくてもよかった。ちょっと不用意なファウル」とダメだしも――。
また、同一戦の総評として「PKがなければとか、本田が調子良ければとか言ってますけど僕はちょっと違う」と前置きした北澤氏は「勝ち点1は勿体ない。勝ち点3が取れた試合」と“勝ちゲーム”だったと主張。“勝ちを逃した理由”について「30分」と切り出すと、日本代表が同点に追いつかれた後半7分から、清武弘嗣が途中出場した後半37分までの“30分間”におけるハリルホジッチ監督の采配に言及した。
「後半同点に追い付かれてから交代選手を入れるまで30分間何も動かなかった。勝ちに行くのか、このまま引き分けにいくのか、(ハリルホジッチ監督は)明確なビジョンを伝えていかなかった」と指摘すると、同氏は「交代選手が遅いということが言える。そういった意味で空白の30分になってしまった」と分析。
さらに「同点になってからオーストリアは攻撃の選手を入れてきて日本は攻め込まれた。守備的な選手を入れて安定感を図って勝ち点1を取りにいくビジョンが1つ。あとは前半機能していた本田の運動量が少なくなってきた。そしたら岡崎とか浅野とか前回調子の良かった清武をはやく入れることで勝ち点3は取れた試合内容だったんじゃないか」と続けると、その最後には「ハリルホジッチ監督が動かなかった。動くのが遅かった」と結論付けた。
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すると、日本テレビ「NEWS ZERO」では、サッカー解説者・北澤豪氏が同一戦を振り返り、ハリルホジッチ監督の采配に苦言を呈した。
こう語り、見事な連携から先制ゴールを演出した本田の存在感を絶賛した北澤氏だったが、後半原口がPKを与えた守備には「ギリギリ戻ってきたんですけど、ボールがゴールから逃げてるんで押さなくてもよかった。ちょっと不用意なファウル」とダメだしも――。
また、同一戦の総評として「PKがなければとか、本田が調子良ければとか言ってますけど僕はちょっと違う」と前置きした北澤氏は「勝ち点1は勿体ない。勝ち点3が取れた試合」と“勝ちゲーム”だったと主張。“勝ちを逃した理由”について「30分」と切り出すと、日本代表が同点に追いつかれた後半7分から、清武弘嗣が途中出場した後半37分までの“30分間”におけるハリルホジッチ監督の采配に言及した。
「後半同点に追い付かれてから交代選手を入れるまで30分間何も動かなかった。勝ちに行くのか、このまま引き分けにいくのか、(ハリルホジッチ監督は)明確なビジョンを伝えていかなかった」と指摘すると、同氏は「交代選手が遅いということが言える。そういった意味で空白の30分になってしまった」と分析。
さらに「同点になってからオーストリアは攻撃の選手を入れてきて日本は攻め込まれた。守備的な選手を入れて安定感を図って勝ち点1を取りにいくビジョンが1つ。あとは前半機能していた本田の運動量が少なくなってきた。そしたら岡崎とか浅野とか前回調子の良かった清武をはやく入れることで勝ち点3は取れた試合内容だったんじゃないか」と続けると、その最後には「ハリルホジッチ監督が動かなかった。動くのが遅かった」と結論付けた。
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