【ファンキー通信】SNSからはじまる恋ってアリ?

写真拡大

 SNS(ソーシャル ネットワーキング サービス)といえばもはや常識となりつつありますよね。共通の趣味や話題を通じてコミュニティーを形成したり、日記を更新したり、今や何百万人という人がなにかしらのSNSに登録しているようです。

 「小学校のころの同級生に会った」とか「参加しているコミュニティーのオフ会に行ってきた」というように、「再会」のみならず出会いの場のひとつとして機能しているということも事実。

 アイシェアというメールサービスを行う企業の調査によると「SNSから始まる恋はアリ」と答えた人が、全体のおよそ7割にものぼるのだそうです。実際、私の周りにもSNSがきっかけで交際が始まった男性がいたので、ちょっとお話を聞いてみました。

 まず、どうやってリアルの世界に持ち込んだんですか?

 「お互いが所属してるコミュニティーのオフ会ですね。その場では、ただ話してただけだったんですが、その後メールのやりとりをするようになり、遊ぶようになりました。それで付き合うようになったんです。付き合うかどうかは、やっぱり実際会ってからの印象で決めますけどね」(SNSカップルの男性)

 SNSを通しての恋愛は、恋人探しにどのようなメリットがあると思いますか?

 「SNSを通してだと、会う前からお互いの趣味や趣向がわかってるじゃないですか。だから知らない人たちが集まる合コンなんかよりも安心してお付き合いできると思いますね。だから恋愛関係に持ち込む成功率も高いのでは」(同)

 逆にデメリットはなにか思いつきますか?

 「ん〜、いまの彼女とは感じませんが。もしかしたら、ネット上と実際会ってみたときのキャラが違ったりしたら、ちょっとマイナスかもしれませんね」(同)

 なるほど、確かに同じコミュニティーにいるということは同じ趣味を持っているということになります。これはカップルになれる確率も高そうです。なんでも、一日に10回以上ログインする「SNS依存症」の人ほどSNS恋愛に対して寛容的であるという調査結果も。

 SNSでの再会や出会いからの恋愛には憧れますが、依存症にはご注意を。(加藤克和/verb)

■関連リンク
アイシェア - 文中で紹介した調査を行ったアイシェアのWebサイト
SNS統計ページ - 国内SNSの会員数など
ソーシャル・ネットワーキング・サービス - ウィキペディアによる解説
mixi | GREE | livedoor フレパ - 国内のSNSサイト