シリーズ・トップに聞く 第10回 ウィズ 横井昭裕社長(後編)
05年6月にジャスダックに上場した玩具企画・開発のウィズ<7835>は、同社が手がけた新シリーズの「たまごっちプラス」が好調だったこともあり、上場後初の決算発表では当初予想を上まわる増収増益となった。横井昭裕社長に、同社創業からの経緯と、今後の方針について聞いた。
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――前期(05年5月期)の業績は?
前期は、売上高が55億9800万円、経常利益が7億2200万円、純利益が3億8500万円だった。
――今期(06年5月期)の業績予想と今後の方針は?
今期は売上高が62億5100万円、経常利益が7億5000万円、当期純利益は4億4000万円を予定している。今後は、とにかく株式公開したこともあるので、右肩上がりで業績を伸ばしたい。最低でも毎年10−15%ぐらい成長したい。
ただ、おもちゃというのは売れるときと売れないときのボラティリティ(変化の度合い)が高いので、できるだけ業績に波が出ず、安定して伸びるような形をめざしたい。
5年後ぐらいからは、新しいおもちゃ業界の1つの流れのようなものを作りたい。私がバンダイに入ったときには、バンダイや東映アニメなど非常に力のある会社が大きなキャラクタービジネスの流れを作ってきたわけだが、今見ると、その後ほとんど変わっていないような気がする。
今度は新しい形の玩具やアニメ、もっと言えば、世界中の人たちから楽しんでもらえるエンターテインメントは何かという視点から、玩具業界にとらわれずに、いろいろな分野に挑戦したい。
――どのような形での社会貢献を考えていますか?
世の中の人たちに驚いてもらう、楽しんでもらう、感動してもらうのが私どもの一番大きな社会貢献だと考えている。笑ったり、泣いたり、感動してくれたりの中で一つでも二つでも何かを得て、つかんでくれれば嬉しい。【了】
【会社概要】
インタビュー内容を動画ニュースでご覧いただけます。
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――前期(05年5月期)の業績は?
前期は、売上高が55億9800万円、経常利益が7億2200万円、純利益が3億8500万円だった。
今期は売上高が62億5100万円、経常利益が7億5000万円、当期純利益は4億4000万円を予定している。今後は、とにかく株式公開したこともあるので、右肩上がりで業績を伸ばしたい。最低でも毎年10−15%ぐらい成長したい。
ただ、おもちゃというのは売れるときと売れないときのボラティリティ(変化の度合い)が高いので、できるだけ業績に波が出ず、安定して伸びるような形をめざしたい。
5年後ぐらいからは、新しいおもちゃ業界の1つの流れのようなものを作りたい。私がバンダイに入ったときには、バンダイや東映アニメなど非常に力のある会社が大きなキャラクタービジネスの流れを作ってきたわけだが、今見ると、その後ほとんど変わっていないような気がする。
今度は新しい形の玩具やアニメ、もっと言えば、世界中の人たちから楽しんでもらえるエンターテインメントは何かという視点から、玩具業界にとらわれずに、いろいろな分野に挑戦したい。
――どのような形での社会貢献を考えていますか?
世の中の人たちに驚いてもらう、楽しんでもらう、感動してもらうのが私どもの一番大きな社会貢献だと考えている。笑ったり、泣いたり、感動してくれたりの中で一つでも二つでも何かを得て、つかんでくれれば嬉しい。【了】
【会社概要】
商号 | 株式会社ウィズ |
設立 | 1986年9月 |
上場 | 2005年6月(ジャスダック上場:証券コード 7835) |
資本金 | 3億3093万5000円 |
売上高 | 55億9800万円(05年5月期連結) |
代表取締役社長 | 横井昭裕(よこい・あきひろ) |
従業員数 | 60人(05年5月末) |
本社 | 東京都中央区日本橋浜町3丁目42番3号住友不動産浜町ビル3階 |
電話番号 | 03-3663-7677(代表) |
URL | http://www.wizinc.co.jp/ |
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