10月22日、UEFAチャンピオンズリーグ第3節でガラタサライを4-0で撃破したボルシア・ドルトムント香川真司選手が、リーグ戦におけるチームの不調を跳ね返すような見事なプレーを見せた。

先発出場し、アシストや守備など随所で見せ場を作った香川選手に対し<goal.com>は、「狭いエリアで確実なタッチを見せ、プレーを活性化するスペースを生み出した。右にはたくパスでロイスをアシストした」と評価。また、クロップ監督が試合後の会見で「高い集中力で守備ができた」とディフェンス面での貢献も称えている。

ドルトムントのファンが集うフォーラムでは、「(香川は)ゴールは奪わなかったけどオールオッケーだよ」「ほとんどの攻撃に絡んでた」「じゃっかん消えていた感はあるけど前線のポイントになっていた。前線の3選手がローテーションしてしっかり走っていたしインパクトには欠けたけどね」など、プレー内容には概ね満足だが「そろそろゴールが欲しい」という意見が大勢を占めた。

後半、香川選手は、ハムストリングがつる症状が出たため途中交代した香川。状態を心配するファンのコメントあるが、リーグ戦のここ数試合でも守備面の問題が指摘されており「その点に注力したための疲労が原因だろう」という楽観的な意見が多数寄せられている。

ドルトムントブンデスリーガで3連敗し、“チーム崩壊の危機”が伝えられている。このままブンデスリーガでの不振が続けば、来季のCL出場が危ぶまれるため、「ヨーロッパで勝つことだけが、来季のCLに参戦する数少ない望みである」と、今後の道のりが険しさを指摘するコメントも多く見られた。