台北春季コンピューター展に42万人  エイスース売り上げ3割増/台湾

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(台北 22日 中央社)世界貿易センター1号館(台北市)で17日から行われていた台北春季コンピューター展が21日に閉幕した。会期中、昨年より多い42万5000人の来場者が詰め掛け、エイスース(華碩)やレノボ(聯想)など一部メーカーの売り上げは前回と比べ3割増しとなった。

主催団体の台北市電脳公会によると、今回の催しには同時開催のイベントも含めて企業200社、1100ブースが出展。身につけて使用するデジタル製品「ウェアラブルデバイス」関連商品は特に注目を集め、HTC One M8やアスースのZenFoneなどのスマートフォンが好調だった。

エイスースでは5日間で4000台分のZenFoneの予約購入を受け付けたほか、トランスフォームスタイルなどのデバイスに関する問い合わせが殺到。中国大陸のメーカー、レノボは母の日ギフト用にタブレット型パソコンのIdeaPad Z510を求める人が多かったという。

(羅秀文/編集:齊藤啓介)