複数の韓国メディアは30日、過去に「竹島は日本の領土」などと主張したことがある日本のお笑い芸人、田村淳が、NHK籾井会長の慰安婦をめぐる問題発言を擁護し、物議をかもしたと伝えた。韓国のインターネット上には怒りのコメントが集まっているという。

 報道によると、淳は25日午後8時ごろ、自身のツイッターに「NHK新会長の籾井勝人さんの発言が問題に…間違った事言ってないし、胸がスッとしたけどなぁ…僕はこーゆうトップの人の下で働きたいと感じました」と投稿した。

 籾井会長は25日午後2時過ぎに行われた会長職の就任会見で、慰安婦について「どこの国でもあった」、「韓国は日本だけが強制連行したみたいなことを言っているから話がややこしい。(補償については)日韓条約で全部解決している」と述べ、問題視されていた。

 韓国メディアによると、韓国のネットユーザーらは「無知は罪」、「あなたの両親がこのような目に遭っていても、同じことがいえるのか」などのコメントが寄せられ、淳のツイートに不快感を示したという。

 一方、淳は2012年8月、ツイッターで「竹島は日本の領土」、「政治的な事で文化的な繋がりが邪魔されるのは残念… 韓流スター達はどんな思いで日本で活動してるんだろか?」などと発言したところ、韓国のネットユーザーから猛烈な反発を受けた。(編集担当:新川悠)