アトレチコ・ミネイロFWロナウジーニョが負傷で戦線離脱を余儀なくされ、ブラジルサッカー界が落胆している。33歳になってなおブラジルサッカー界のスターである同選手が、クラブ・ワールドカップ(W杯)出場という夢を果たせなくなるかもしれないからだ。

ロナウジーニョは先日の練習で、左太ももの筋肉を損傷した。離脱期間は3カ月に及ぶ可能性があり、その場合は12月にモロッコで開催されるクラブW杯に出場することができない。

それでも、ロナウジーニョはツイッターで、「僕は信じているよ!」とつぶやき、サポーターを安心させようとしている。だが、アトレチコ・ミネイロのメディカル部門責任者は、次のように話した。

「彼のキャリアで最も深刻な負傷だ。予見することはできない。ただ、こういった類の損傷は、2カ月から3カ月半を要するものだ。しかし、私は、彼がクラブW杯に間に合う可能性を信じている。これはチャレンジだ。彼はモチベーションにあふれている。それは我々も同じだ」

最も心配しているサポーターの一人が、ブラジルジルマ・ルセフ大統領だ。大統領はツイッターで、ロナウジーニョの復帰に向けてエールを送っている。