ミランMFジェンナーロ・ガットゥーゾがインテルのレオナルド監督に対して侮辱的コールをした件は、発覚から一夜明けた10日も話題となり続けている。

インテルのマッシモ・モラッティ会長は「ガットゥーゾの行動についてコメントするのは無意味だ。それ自体が物語っている。ミランは関係ない。彼らはこの困惑から身を引こうと、何かをしたと思う。レオナルドを傷つけたと思うね。彼が何か言うだろう」と語った。

そしてその後、レオナルド監督はインテルの公式サイト上で、次のような声明を発表している。

「私がミランを去った日、ガットゥーゾは私に向かって、少なくとも自分の選択に関して私は一貫していたと言ってきた。だが今日、私は多くの新聞で、彼がまだ何か自分の真実を話したがっているという記事を読んだ。だから私は、まさにその彼がまだ言いたがっていることというのが何なのかを知りたい。電話でも、直接会ってでも、それは不可能なことだったからだ。それに、この件に関するACミランの正式な立場も知ることができればうれしいだろう」

いずれにしても、FIGC(イタリアサッカー連盟)のステーファノ・パラッツィ検察官は、ガットゥーゾの件に関して調査を開始している。同検察官は映像を入手してから、ガットゥーゾに対する処分を下すかどうかを検討することとなる。