ワールドカップE組の日本対デンマーク戦で、本田圭佑選手、遠藤保仁選手と岡崎慎司選手がゴールを決め、日本は3対1で完勝し、3戦2勝1敗の成績で決勝トーナメントに勝ち進んだ。中国網日本語版(チャイナネット)が伝えた。

 ワールドカップの組分けが決定した際、同組のオランダ、デンマーク、「不屈のライオン」と呼ばれるカメルーンに比べ、実力がもっとも劣ると見られていた日本だが、最終的にはオランダとともに16強入りを果たした。

 この3対1のスコアは、日本チームの2つの「初記録」を打ち出した。他国主催のワールドカップで、初めてヨーロッパチームを打ち負かしたこと、および初めて16強に勝ち進んだことである。8年前、日本は主催国としてワールドカップ16強に勝ち進んだが、その時の「天の時、地の利、人の和」による勝利と比べ、今回の勝利はもっと高い価値があるだろう。

 また、今回のワールドカップに出たもう一つのアジアチームである韓国チームも、日本と似た「初記録」を樹立した。日本より一歩先に16強入りした韓国は、日本とともに、南アフリカ・ワールドカップの「注目点」となっている。

 チーム戦の対戦国を見ると、日韓両チームが対戦したのは、ヨーロッパの強豪1チームと二、三流の1チーム、そしてアフリカの1チームである。比較すると、日本のヨーロッパの対戦相手であるデンマークの実力は、韓国と対戦したギリシャより強い。また、アフリカ国との対戦では、日本はカメルーンを打ち負かしたが、韓国はナイジェリアと引き分けている。この点を見ると、日本の成績はもっと上であることがわかる。

 試合内容を見ると、日韓両チームは技術面でも戦術面でも素晴しいパフォーマンスを披露した。韓国はギリシャに完勝し、アルゼンチン戦では一時引き分けとなるチャンスもあった。日本はデンマーク戦で適切な戦術を用い、選手たちの足の感覚や個人の技術において優位に立った。両チームのパフォーマンスは、ワールドカップに出場するアジアのサッカーチームに、良いイメージを築き上げたと言える。

 しかし、日本と韓国のどちらがアジア最強チームを代表し、ワールドカップでより上に勝ち進むことができるかは、ベスト8決定戦を見なければわからない。韓国と対戦するウルグアイも、日本と対戦するパラグアイも南アメリカの強豪チームであるため、日韓両チームの戦いの舞台は比較的公平である。(編集担当:米原裕子)



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