今夏の移籍市場で積極的な補強を行ったACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長が、チームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督にプレッシャーをかけた。

「アンチェロッティ監督は今夏の補強に満足しているはずだ。これから先は彼の問題だ。彼はスクデット(セリエA優勝)を達成しなければならない。これが私から指導者へのメッセージだ。ACミランはスクデットを狙わなければならないチームであり、監督はそのことを十分に理解している。黒星は許されない、という意味ではないが、最終日まで戦い抜かなければならない」

 一方、退団する可能性のある選手について「我々はチェルシーからシェフチェンコの獲得に成功したが、カカのチェルシー移籍の可能性はない。サポーターは安心していてほしい。放出の可能性が残されているのはパロスキだけだ。オッドに対しリヨンからオファーがあったが、クラブも選手本人も応じる意思はなく断った」と断言している。