一時は「ずっとこのクラブでプレーしたい」と語っていたロナウジーニョだが、時の流れは移ろうもの。現在の状況は、バルセロナ退団はほぼ確実。移籍先としてミラン、チェルシーなどが取り沙汰されている。代理人を務める実兄のロベルト・アシス氏によれば、「80〜90%の確立でミランへ移籍することになるだろう」とのことで、どうやらミランとの交渉も大詰めを迎えているようだ。

 ミランのガリアーニ副会長も「アンチェロッティ監督からは、ロナウジーニョを核として新チームを構成することに問題はないとの確認も取っている。我々は2年前から彼の獲得に動いていた。それがようやく実現することになる」とコメント。カカ、パトら、ただでさえ強力だが、ここにロナウジーニョが加われば“夢の攻撃陣”と呼んでも差し支えないものとなる。正式発表は? あるいはどんでん返しがあるのか? 動向に注視が必要だ。