アウベスの計量超過で174ポンドのキャッチウェイト戦となったメインながらも、アウベスはヒューズに勝利

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BJ・ペン×ショーン・シャークの激闘から、2週間。現地時間7日(土)には、ロンドンのO2アリーナで『UFC85 BEDLAM』が行われた。

メインイベントは、マット・ヒューズ×チアゴ・ピッチブゥ・アウベスのウェルター級戦。ヒューズは、昨年12月29日のUFC79における、ジョルジュ・サンピエールとのUFC世界ウェルター級暫定王者決定戦に敗れて以来、約半年振りのオクタゴン登場となり、対するアウベスは、今年4月にカロ・パリジャンから完勝しているウェルター級トップコンテンダーの一人。この勝者が、UFC87(8月7日)ジョルジュ・サンピエール×ジョン・フィッチのタイトルマッチ勝者と戦う公算は高い。

アウベスが計量オーバーをしたため、174ポンドのキャッチウェイト戦となったメインでは、2R、テイクダウンを狙うヒューズに、ヒザ蹴りから、思い切り飛び込んでのヒザ蹴りを見舞ったアウベスが勝利。「ダナ・ホワイト、僕にタイトル挑戦権を」と、試合後にはタイトル挑戦を高らかにアピールした。

また、注目の3大ミドル級戦では、地元のマイケル・ビスピンが、ジェイソン・デイを相手にパウンドの連打で完勝。ターレス・レイチ×ネイト・マーコートは、序盤から互いにパンチをクリーンヒットさせるなど、激しい戦いとなったが、試合は、マーコートがグラウンド状態でのヒザ蹴り(反則行為)で大きなダメージを受けたレイチが辛くも判定で勝利、そして、ヒザの手術から1年3ヶ月ぶりの戦いに挑んだデンマーク出身のMMAファイター、マーティン・カンプマンはギロチンチョークでホルヘ・リベラを一蹴した。

その他、全試合結果は下記の通り。

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UFC85 BEDLAM 全試合結果


第11試合 ウェルター級/5分3R
×マット・ヒューズ
(アメリカ)
2R1分2秒
TKO
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チアゴ・アウベス○
(ブラジル)
第10試合 ミドル級/5分3R
○マイケル・ビスピン
(イギリス)
1R3分42秒
TKO
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ジェイソン・デイ×
(カナダ)
第9試合 ウェルター級/5分3R
×マーカス・デイビス
(アメリカ)
3R終了
判定
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マイク・スウィック○
(アメリカ)
第8試合 ミドル級/5分3R
×ネイト・マーコート
(アメリカ)
3R終了
判定
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ターレス・レイチ○
(ブラジル)
第7試合 ヘビー級/5分3R
○ファブリシオ・ヴェウドゥム
(ブラジル)
1R4分40秒
TKO
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ブランドン・ベラ×
(アメリカ)
第6試合 ミドル級/5分3R
×ホルヘ・リベラ
(アメリカ)
1R2分34秒
ギロチンチョーク
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マーティン・カンプマン○
(デンマーク)
第5試合 ライト級/5分3R
○マット・ワイマン
(イギリス)
2R1分57秒
KO
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チアゴ・タヴァレス×
(ブラジル)
第4試合 ウェルター級/5分3R
○ケビン・バーンズ
(アメリカ)
2R3分56秒
三角絞め
ホアン・ジュカォン・カルネイロ×
(ブラジル)
第3試合 ライトヘビー級/5分3R
○ルイス・カーン
(ブラジル)
1R2分7秒
TKO
詳細はコチラ
ジェイソン・ランバート×
(イギリス)
第2試合 ウェルター級/5分3R
○ポール・テイラー
(イギリス)
3R終了
判定
イェース・ローダン×
(イギリス)
第1試合 ヘビー級/5分3R
○アントニー・ハードンク
(オランダ)
2R4分15秒
TKO
エディ・サンチェズ×
(アメリカ)