ミルウォーキーの地元紙「ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル」紙の電子版は5日付けで、FAの井口資仁内野手のロッキー・ホール代理人が、ブリュワーズと接触して、三塁へのコンバートについて意見交換をしたと報じた。
 ホール代理人は、ブリュワーズ側からの正式な条件提示を待っているが、ダグ・メルビンGMは、「真剣に獲得を狙う段階になるまで、条件提示はしたくない」と、態度を保留している様子。
 井口を三塁で獲得の場合、メルビンGMは、ライアン・ブラウンを三塁から左翼手にコンバートする構想も検討していると、同紙。しかしながら、メルビンGMは同紙のインタビューに応えて「できるならば、本当の三塁手をみつけて獲得したいと思っている。もし、それが、出来なかった場合は、井口も考えるかもしれない。まずは、他の可能性を当ってみたい」と発言。井口獲りは、あくまで、正三塁手が獲得できなかった場合の“保険”として位置づけているようだ。