日本人のソウルフードといっても過言ではないかもしれない「卵かけご飯」。筆者は「卵かけ納豆ご飯」が大好きで毎晩のように食べているが、時々卵がなくて泣く泣く普通の納豆ご飯を食べることがある。


卵不要の「卵かけご飯」とは

そんな中、卵なしでも「卵かけご飯」の味を再現できるという夢のようなレシピがツイッターに投稿された。「卵欠けご飯」とも呼ばれるこの1品、さっそく編集部でも試してみた。

油としょう油のさじ加減が大事

一般的な「卵かけご飯」は、といた卵をほかほかご飯の上にかけ、しょう油を少し垂らすと完成する。とろとろの卵の甘味としょう油の塩気が絶妙なお手軽メシの定番だが、「卵欠けご飯」はさらに簡単な手順で完成する。

卵なし卵かけご飯のレシピを投稿したshota/ショウタ(@cookingshota)さんのツイートによれば、用意するのは、サラダ油・しょう油・ご飯。ご飯にサラダ油としょう油を適量かけて混ぜるだけだ。


家にあるものでできる


恐る恐るしょう油をかける

分量が分からなかったので、最初は油もしょう油も少なめに投入。しょう油の味しかしない...と思いつつ食べ進めると、突然「卵」らしきヌメッと感が。油を足すことでかき混ぜやすくなり、油のオイリーさが卵のヌメヌメと錯覚するほど丁度良いあんばいになった。米が不気味なくらいテカっているが、これはいけるかもしれない。


もう2度とすることのないであろう「追い油」

しかし残り3分の1ほどになって、思わぬ壁が。油の味に飽きが生じ、「何か足りない...あっ卵か」というよくない感情が芽生えてきた。

さらに食べ進めると、先ほど調子に乗ってかけた油としょう油が茶碗の底に溜まり、米が漂流している。「もういらない」という思いでいっぱいだったが、米は一粒も残さない主義なのでなんとか飲み干した。

今回は油としょう油の加減がうまくいかなかったが、ツイッターでは「普通に美味しくて草」「ほんまや。卵かけご飯やわ」との声も見られ、おいしく食べられた人もいたようだ。油を飲むという経験は2度としたくないので筆者はもうやらないが、勇気ある人はぜひ挑戦してほしい。