柴崎の衝撃弾でバルサツイッター大荒れ 「なんてゴラッソだ! 我々はとんでもなくひどい」

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ボレー弾の柴崎をバルササポーターは称賛 一方でよもやの失点に返信欄が荒れる

 ヘタフェの日本代表MF柴崎岳がリーガ・エスパニョーラ第4節の本拠地バルセロナ戦に先発出場し、前半39分にダイレクトボレー弾でリーガデビュー弾を決めた。

 柴崎は後半早々に負傷交代したが、左足ダイレクトボレーで叩き込んだゴラッソに、バルセロナ側の公式ツイッターは大荒れ。「何てゴラッソだ」と柴崎のゴールを称賛する声が上がった。

 衝撃的な一撃だった。前半39分、MFマルケルが空中戦を競り合った高い弾道のボールを、柴崎は利き足とは逆の左足ダイレクトで一閃。鋭い弾道を描いたドライブシュートはバルサのドイツ代表GKテア・シュテーゲンの守るゴールマウスを打ち破った。

  2部から昇格1年目の格下によもやのリードを奪われたバルセロナの公式ツイッターは「39分。ヘタフェにゴール。ガク・シバサキのゴールで1-0」と事実のみ速報した。

 今季リーグ戦3連勝中だったバルサは、UEFAチャンピオンズリーグでもイタリア王者ユベントスを2-0と撃破と公式戦4戦連続完封勝利と好調をキープしていたが、よもやの失点にサポーターは返信欄で荒れに荒れた。

「何てゴラッソだ! 我々はとんでもなくひどい」

「なんて偉大なゴールだ…」

「ゴラッソ!」

「ゴラッソが入ってしまった」

「ネイマール投入だ」の自虐ツイートも

 柴崎のゴールを素直に讃える声も出た一方、バルサの不甲斐なさに怒りの声も溢れた。

「なんてこったヘタフェ。我々はどうやってユーベに勝ったんだ?」

「何て退屈な試合だ。ヘタフェのサッカーは全員を退屈させる。そして、我々は同じミスで代償を払い続けてきた」

 さらに「のび太、出て行け」とドラえもんのキャラクターをあだ名にしているバルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長の退陣を求める声も噴出。「後半からヴェラッティ、コウチーニョ、ネイマールを投入だ」と、引き抜かれたブラジルの至宝と獲得できなかった中盤のキーマンを引き合いに出す自虐ツイートも登場した。

 バルセロナは最終的に2-1で逆転勝利を収めたが、もしヘタフェに不覚を取っていたら、好調なチーム状況で一時沈静化したフロントに対するサポーターの怒りが一気に再燃していたに違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images