オーストラリアとのアウェー戦で先制点を叩き込んだ原口は、リターンマッチを前にライバルの印象について言及した。写真:サッカーダイジェスト

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 昨年10月に行なわれたオーストラリアとのアウェー戦で1ゴールを決めた原口元気が、ライバルの印象について言及した。

 敵地での一戦では開始早々の5分、左足で先制ゴールを奪取。しかしその後、自らのファウルでPKを与えてしまい、試合は1-1で終了した。

 当時のオーストラリアは4-4-2のダイヤモンド型のシステムを採用していたが、ポステコグルー監督率いるチームは、その後3-4-3を導入。この新システムに磨きをかけ、日本戦でも3バックで挑むと見込まれる。

 強豪のドイツやチリを相手に善戦したコンフェデ杯での戦いぶりを映像で確認したという原口は、「前に戦った時よりもチームとしての力は上がっている。よりアグレッシブになっている」印象を受けたという。

 続けて、3バックへ変更した点を踏まえ、「(4バックで戦っていた時とは)だいぶ違いますね。まあでも、観ていていろいろ思うところもある。そう簡単じゃない相手ですけどね」と見解を明かした。

 とはいえ、当然ながら弱気になるつもりはない。所属するヘルタ・ベルリンでは開幕から2試合連続で途中出場という状況もあり「(試合に)飢えている状態」。プレッシャーを力に変えて、日本の勝利に貢献するつもりだ。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)