30日のセリエA第14節でナポリに敵地で1-2と敗れ、首位から陥落したインテルは、判定に納得していない。44分に長友佑都が退場となったことは、ロベルト・マンチーニ監督のみならず、クラブも怒らせている。ピエロ・アウジリオSDは試合後、次のように述べた。

「『この上なく素晴らしい試合』になるはずだったのに、『素晴らしい試合』にしかならなかった。主審が主役になろうとし過ぎたからだ。こういう試合では、チームを10人にする前に、大きな責任感を持たなければいけない」

インテルはほかの試合でも退場者を出しており、アウジリオSDはインテルが3度も判定の損害を被っていると主張した。

「我々がそう言っているのではない。ちょっとしたファウルや、そういったもので10人にさせられているというのは事実だ。ボローニャ戦でのフェリペ・メロや、パレルモ戦でのジェイソン・ムリージョのことだよ」

「我々は、11人同士ならこの試合で負けていなかった。それは確信している。(インテルに反する)工作があるなんて思っていない。私が言っているのは、責任感についてだ。メロやムリージョ、長友の退場を見るだけで分かるだろう。常にインテル対して重大なミスがあるんだよ」