長嶋有の『安全な妄想』を読んでいたら、こんな文章に出くわした。「映画秘宝」の編集者から来た仕事依頼メールの一節だという。――「長嶋有さんと仕事したいと編集長にいったら『長嶋さんは引き受けてくれないだろう。それより「週刊文春」で漫画評を書いているブルボン小林という人が面白いから依頼してみろ』といわれました!嘘のような本当の話」あっはっは。いや、何がおもしろいか判らない人もいると思うので説明するが