英語の早期教育は必要なのか。灘中学校・高等学校で国語科教諭を務める井上志音さんは「国際バカロレアは公式的に3つの教授言語(英語・フランス語・スペイン語)を設けているが、深く思考する際には母語も活用する。いきなりグローバル人材を目指すのではなく、ローカルな部分から広げていくように考えたほうがいいのではないか」という――。※本稿は、井上志音著、加藤紀子聞き手『親に知ってもらいたい国語の新常識』(時事