日本航空(JAL)は2024年3月21日、米ボーイング社と仏エアバス社から新型旅客機を計42機導入すると発表した。その多くを、老朽化が進む中型機のボーイング767型機の後継と位置付ける。同じ767の後継機種でも、国際線と国内線は方向性が対照的だ。国際線は、「ポストコロナ」のインバウンド(訪日客)需要などの伸びを見据えて大型化。30年時点で事業規模を1.4倍に拡大することを目指す。国内線はコロナ禍からの需要の戻りが遅れて