第10回高校生直木賞候補作凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社) 言葉が焼きつく感覚 短歌は言葉の濃縮果汁。詠み手の感性をぎゅぎゅっと絞って、絞って、ぽたんと一滴、また一滴としたたり落とすように練られた言葉たち。五七五七七、たった31音から無限に広がる豊かな世界は、普段本を読まない人にもお勧めできます。 アニメ、漫画、ゲーム、SNS、今は魅力的なコンテンツがたくさんあって、その中でたまには本を