11月28日、ドル円相場は1ドル=146円台まで、急激な円高が進んだ。FRB(米連邦準備制度理事会)高官のハト派的な発言が、投資家に大きな影響を与えていると報道されている。金利引き上げの局面がピークに達しており、FRBの金融政策が転換点に差し掛かっているとの見方もあり、急激な円高が進んだようだ。そんな状況の中で12月の為替市場はどんな展開になるのか……。外為オンライン・シニアアナリストの佐藤正和