カタールの地で日本代表を後方から支えた両雄が、敵となって激突した──。ブンデスリーガ第19節。板倉滉が所属するボルシアMGが吉田麻也のシャルケを本拠地に迎えた。ボルシアMGの現状は、やや苦しい。前線のマルクス・テュラム(フランス)やヨナス・ホフマン(ドイツ)から板倉の相棒ニコ・エルヴェディ(スイス)まで、11人ほぼ全員が各国の現役・元代表で構成されるほど、個々の能力は傑出している。にもかかわらず、