政府への政策提言をおこなうなど、「学者の国会」との異名を持つ国の特別機関「日本学術会議」が推薦した新会員候補者の一部について、菅義偉首相が任命しなかった問題で、SNSでは「令和の滝川事件」と指摘する声が上がっている。滝川事件とは、1933年、京都帝国大学法学部の滝川(瀧川)幸辰(ゆきとき)教授がおこなった講演やその著書が自由主義的であるなどとして、当時の鳩山一郎文部大臣が滝川教授の休職を決定したことから