リオ五輪のオーバーエイジ(OA)に、興梠慎三が加わった。すでに内定していた藤春廣輝と塩谷司に加えて、29歳のストライカーが手倉森誠監督の要請に応えた。最初に触れるべきは、クラブ側の姿勢だろう。リオ五輪に出場することになれば、J1のセカンドステージを最大で5試合欠場することになる。選手層の厚いクラブでも、確実に痛みを伴う。しかも、彼ら3人が所属するクラブは、第1ステージの優勝を逃している。チャン