準決勝まで勝ち上がってきた。リオ五輪アジア最終予選である。イランとの準決勝は、タフな戦いだった。ロングフィードから活路を切り開こうとする相手の攻撃は、日本陣内での攻防を強いられる。ペナルティエリア周辺での攻防には、何が起こるのか分からない、何が起こってもおかしくない偶然も入り込んでくる。それだけで脅威だ。岩波拓也と植田直通の両センターバックは高さと強さを発揮したが、フィジカルでは相対的に劣勢