飲み会シーズンのこの時期に!!お酒のことを知っておこう

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本格的に新年度もはじまり、お花見や歓迎会など飲み会が盛んな季節になってきました。お酒との正しい付き合い方を心得て、楽しくこのシーズンを過ごしたいですね。翌日朝が早いのに飲み会…、連日飲み会で憂鬱…なんて悩みも解決できる、お酒との上手なつきあい方をご紹介します。

飲む前に、チーズ!?は正しい

アルコールは、体内にゆっくり吸収されるのと急激に吸収されるのとでは、症状が全く違ってきます。飲酒前が空腹の状態だと、体内がアルコールのみを一気に吸収するため血中アルコール濃度が高くなってしまいます。最初に、アルコールの吸収を遅くしてくれる油料理を少量摂っておくのがおすすめ。油食材の代表格は、チーズ。相性も抜群なので、お酒も美味しく感じられて効果的ですよ。


飲酒中に、何を食べるかがポイント!

飲酒前の食べ物と同じく、飲食中の食べ物も身体に影響を与えます。最も基本なのは、意外にも「水分の摂取」。アルコールには利尿作用があるため、飲んだ水分以上に尿と汗により体内の水分を失います。お鍋やスープ、みそ汁、〆のラーメンなど、塩分が含まれる水分を積極的に摂りましょう。おつまみをいただくなら、血中アルコール濃度を下げてくれるナッツ類やレーズンバター、肝臓の働きを高めるゴマ、ブロッコリー、カリフラワーなどもいいそうです。


お酒を飲む目安を心得て

ともあれ、美味しいお酒も飲み過ぎは禁物。翌日が朝早い場合は、お酒を控えるなど工夫するといいでしょう。個人差こそありますが、健康日本21によると1日の適量が純アルコールで20gとされています。お酒の目安量としては、以下を心得ておきましょう。


日本酒 1合

ビール 中びん1本

焼酎 0.6合

ウイスキー ダブル1杯

ワイン 1/4本

缶チューハイ 1.5缶

出典 (公社)アルコール健康医学協会


それでも、二日酔いになってしまったら?

二日酔いには、さまざまな原因と症状があります。血管を拡張する働きをもつアルコールが原因で頭痛がしたり、脱水症状をともなったり、だるさ、吐き気、食欲不振など…代表的な対処法は、スポーツドリンクの摂取やアルコール分解を速めるしじみ、魚介類のお味噌汁、ひまわりの種、ゴマの摂取などです。アルコールが残っているなと思ったら、しじみのお味噌汁を朝食に取り入れてみましょう。その他気になる症状は、無理せず周りに相談してくださいね。

美味しそうな「しじみのみそ汁」を集めてみました。二日酔いの家族が起きてきたら、暖かいお味噌汁で迎えてあげてください。


*基本の*しじみの味噌汁*

by ゆうゆう0221

2014/2/05話題入りです♪シンプルなしじみのお味噌汁ですが美味しいです。


簡単絶品あさり・しじみのお味噌汁☆

by あゆinfinity

余計なダシを入れるより貝のエキスだけでよりホッとする味☆ 酒で蒸すと貝の風味が一層引き立ちます

人付き合いもお酒も大好きだけど、だからこそ、身体に負担のかからない飲み方や食べ方を心得て楽しい時間を過ごしたいですね!

(TEXT:太田さちか/ライツ)