国連安保理事会の常任理事国5カ国は28日に会議を開催し、英国が提案したシリアへの軍事介入案について、中国ロシアが反対を表明したことから物別れに終わった。中国国際放送局が報じた。

 米国オバマ大統領は28日の記者会見で、「シリアへの軍事介入を実施するかについてわれわれはまだ決めてはいないが、われわれの行動はシリアに警告する役割を果たすもので、化学兵器を使用しないよう警告するものだ」と述べた。(編集担当:村山健二)