コミックス61巻が再現された精巧なフィギュア。全ての巻の表紙(元のイラストと実際の表紙)も見ることができます。

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待ちに待っていた「ONE PIECE展」がとうとう始まりました! 3月20日から6月17日まで、毎日10:00〜22:00まで六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されています。今回はプレス内覧会に参加してきたので、いち早く皆様に情報をお届けいたします!!

ONE PIECEといえば、ご存じ「週刊少年ジャンプ」で連載中の大人気漫画です。今回のONE PIECE展は連載15周年を記念とした、はじめての展覧会なのです。そう、意外に思えるのですが、アニメなどではなく「漫画」の展覧会は今回が初めてなのですね。しかも、完全に作者である尾田栄一郎先生が監修している展覧会という意味でも、初めてのものになります。今までのジャンプフェスタなどでの原画展示等は尾田先生は監修していなかったというわけです。

ONE PIECE展を見に行く際にやっておいた方がいいことがあります。それは、原作を読み返すことと、最新号のジャンプを持って行くことです。原作は2012年3月21日現在で65巻まで出ているので、全部読む時間が無いという方もいるでしょう。その場合でもなんとか54巻以降を読み直してから行くことをオススメいたします。54巻には何があるかというと、インペルダウン編がここから始まるのです。

会場MAPを見てみてください。実は、展示されている各ブースの順番はONE PIECEのストーリー通りになっているのです。特に、地図の下辺では「インペルダウンの悪夢」「マリンフォード頂上戦争」「仲間シアター」「魚人島」と、あの盛り上がりが一気に続いています。展示を見る前に、コミックスを読み直しておくと、感動もひとしおなのですよ!

さて、このONE PIECE展のテーマは「原画 × 映像 × 体感のワンピース」です。「体感」の部分は文字通り、原作から飛び出したかのような、数々の立体展示物やフィギュアと言えるでしょう。等身大のフィギュアなどは本当に再現度が高く、例えば原作で「こういう風に影がかかっていた」なんて部分まで精密に再現されていたりします。原寸大の展示物に囲まれると、まさにONE PIECE世界の中に入り込んだような感覚を味わえます。

次の「映像」ですが、冒険パノラマシアター、仲間シアター、「ONE PIECE」が生まれる場所で映像を見ることができます。この映像がどれも本当にすごい! 特に個人的に「もうここに住む」「いつまでも繰り返し見続けたい」とか言って見まくった(実際何度も何度も見ちゃいました)冒険パノラマシアターがもう最高! 今までの冒険の名場面などがテーマ曲にあわせて180度シアターで展開されていくのですが、色々なものがこみあげてきちゃいます。もちろん、仲間シアターも大迫力。実際、映像を見たスタッフで、特に女性の方は涙が出てきちゃった人も多数いたとか。是非ハンカチを用意して見てみてください。

ちなみにテーマ曲はPerfumeやきゃりーぱみゅぱみゅのプロデュースなどでも大活躍の中田ヤスタカ(capsule)さんが制作した「パノラミック・エクスペリエンス」。展示の後のショップでCDを購入できる他、