使ってるLINE？ めちゃめちゃ便利、チャットや通話ができる無料アプリ
■デザインがかわいくて見やすい！
SkypeやTwitterと同じようにアイコンが設定可能で、発言はひとつひとつそのアイコンが喋っているように吹き出しになっています。自分の吹き出しだけは向きと色が違うので、ふたりでチャットしている時なんかは吹き出しが左右から交互に出てきて、本当に会話しているような気分になってきます。3人以上で作れるチャットグループの、グループ自体のアイコンも設定可能。背景はデフォルトでは青空のイラストですが、LINE提供の背景ストックや、自分の好きな写真にもカスタマイズが可能。
■絵文字・スタンプが豊富
アプリ内で使えるLINE専用絵文字がたくさん。そしてよりチャットを楽しくするのが、スタンプ。絵文字の場合は、句読点代わりに文章に入れこむ
“一文字扱い”ですが、スタンプはそれひとつで“一発言”となります。白くて顏が丸いキモカワキャラや、ウサギ、クマ、金髪の人間（性別不詳）やかわいい女の子などが、泣いたり笑ったり驚いていたり、色々なジェスチャーをしているイラスト。絵文字よりかなりサイズが大きくて描写も細かく、バリエーション豊富。豊富すぎて、コレいつ使うねん！という謎のスタンプもたくさんです。女の子がキリンの首を登っていたりとか、クマがトレンチコート着て枯れ葉の中たそがれていたりとか…。チョイスとタイミングが絶妙なスタンプマスターがひとりいると、チャットはもっと楽しくなります。
ちなみに絵文字・スタンプ以外にも、端末のピクチャフォルダから画像投稿も可能。
■ロック解除もアプリ立ち上げも不要でチャット可能
自分がLINEを立ち上げていない時に誰かがチャットで発言をすると、その文章がスマフォ画面の最前面に表示され、音とバイブで知らせてくれるのが「通知」機能。これをオンにしていると、その通知画面から直接返信を打つことができます。つまりアプリを立ち上げる必要なし。
スマフォユーザーでは、本体スリープ状態からホーム画面を立ち上げるまでに、パスワードや軌道線などでロックをかけている人が多いはず。これがもしメールの場合だと…受信したことに気づき、画面ロックを解除して、メールアプリを開いて、受信BOXを開いて、該当メールを選択して、表示されたメールを読む、という何階層かの手間があります。それに比べてLINEの「通知」機能は、ロック解除画面すら飛び越えて文章が表示され、そしてそのままロック解除せずとも返信ができるのです。
「ごめん待ち合わせ時間ギリギリだ！とりあえず○分の電車乗って中でおち合おう」
「○分の電車って今入ってきたこれかな？」
「そう、今きてる○○行きの電車。ベル鳴ってるし乗るよ」
「乗った？」
「乗ったよ、何号車にいる？」
「私6号車」
「私先頭車両だから、そっちのほう歩いて行くね」
「いや6号車はかなり混んでるから、私が次の駅で降りて移動する」
こんな会話、駅のホームで待ち合わせた時に実際にした経験があります。
若干急ぎだけど通話は避けたいかな、というやりとりにもってこい。メールだと、「送信中」「受信中」画面がそれぞれ2〜3秒あったりしてタイムラグがあるし、更に毎回画面ロックを解除して、なんてしていたらこんなやりとりは厳しいかもしれません。
ただし、会話を見られたくない相手とのチャットは通知をオフにしておきましょう。相手やグループごとにオンオフ切り替え可能なところも助かります。合コン中、席をはずした際に「関ジャニ∞コンのチケット届いたよ！アリーナキター！神席の予感！！」なんて画面最前面に煌々と表示されちゃってたら台無しですからね。オンオフの中間、文章は表示させず「新着メッセージがあります。」とだけ通知させる設定もできます。
■モバイル専用、そしてガラケーでも使用可
SkypeはスマフォでもPCでも同一アカウントで使用可能なので、移動中はスマフォで、PC前に在席中はPCで、と使い分けられるのが便利だなーと思っていました。が、さっきまでPCでしていた会話が、スマフォで開いたらなかなか反映されてこない…その逆も…なんてことがあったんですよね。その点LINEはPCでは使えないので割り切ってスマフォのみで使用できます。そしてなんとスマフォだけでなくガラケーでも使用可！スマフォ専用アプリを使えないガラケーユーザーのお友達が、疎外感を感じることもないですね。
（通話はスマフォ同士のみ）
■相手が既読か未読か一目瞭然
チャットで自分が発言した吹き出しの横に、もし相手がその発言を見た場合は小さな文字で「既読」と表示されます。4人のグループチャットで「既読3」になれば全員が見た証拠。発言したその瞬間に「既読3」になると、「お、今みんないる！」とテンションが上がり一気にチャットが加速したりします。
■友達自動追加
Facebookのように電話帳がスキャンされ、「友達かも？」画面にLINEユーザーの知り合い候補がピックアップされてきます。正直、承認するかしないか微妙な知り合いっていますよね。でもそこは「友達自動追加」をオンにしていれば、電話帳に入っている知り合いは勝手に友達リストにどんどん追加されていくので、面倒くさい悩みは解消。たまにリストをチェックして「あ、○○ちゃんもLINE使ってるんだ、メールより楽だからこっちで連絡しちゃえー」ということになります。そう思っている人が多いのか、最近はメールではなくLINEで連絡してくる友達が多いです。件名つけなくていいし、“一通の重み”みたいなものがないから気楽なのかもしれません。
■中の人たちががんばってる！
不満点もありました。過去のチャット履歴をさかのぼって読んでいたのに、最新の発言があるとそこに勝手に画面がスクロールされていっちゃったり。改行キーじゃ発言できなくていちいち送信ボタンを押さなきゃいけなかったり。でも、利用者が急増していることもあって意見も多く寄せられているためか、それらの点も既に最新（1月31日）のアップデートで改善済。テキストのバックアップも取れるようになりました。
また、季節に応じてアイコンと起動画面がちょっと変化したりという細かい芸や（年末年始はロゴのまわりに雪の結晶が舞っていました♪）、話しかけると必要な情報を発言してくれるオリジナルアカウント「LINEお天気」「LINE放射能情報」「LINE通訳（英語、韓国語、中国語）」がいたりと、ユーザーの立場に立って運営している印象があるので、使っていても気持ちがいいものです。
今回は主にチャット機能について触れましたが、もちろん通話も問題なくできます。電話したい相手のアイコンをクリックして「無料通話」を押すだけ。もともと私はあまり電話自体しないタイプなのですが、長電話大好きという方にはもってこいですね。なんてったって無料！
電話、携帯メール、eメール、SMS、mixi、Twitter、Facebook、Skype、そしてLINEとツールはどんどん増えるけど、なんだかんだ用途にわけて全部使っているなぁ。リアルタイム性が高くバラエティ色の強いLINE、私はもっぱらジャニーズ好き友達とのテレビ実況や妄想トークなんかに使ってます。「今の仕草かっこいい〜！」だの、「キター！」だの、くっだらない内容でメール受信BOXが埋まる心配もないですしね！（夏トマト）
