ドック+『Webtop』でPCライクな利用もできるAndroidスマートフォン『MOTOROLA PHOTON ISW11M』

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10月7日に発売されたau向けAndroidスマートフォン『MOTOROLA PHOTON ISW11M』。デュアルコアCPU搭載でWiMAX対応のハイエンドスマートフォンですが、モトローラ・モビリティ・ジャパンが発売前に開催した製品内覧会で、スマートフォンと併用してパソコン(PC)のように利用できるソフトウェア『Webtop』が紹介されました。この記事では『MOTOROLA PHOTON』の特徴のひとつであるこの機能を中心に、製品内覧会の模様をレポートします。

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MOTOROLA PHOTON
『MOTOROLA PHOTON』は、『Tegra 2』のデュアルコアCPU、4.3インチののQHD(960×540)ディスプレーを搭載するAndroidスマートフォン。WiMAXに対応し、テザリングにも対応します。OSはAndroid 2.3.4。

スマートフォンに付属したHDMI端子からスマートフォンの画面をテレビやモニターに映し出すのは、最近のスマートフォンではそれほど珍しくない機能。Linux上で動作する『Webtop』では、スマートフォンの画面も映しながら、デスクトップPCのように画面を利用できるのが最大の特徴です。『MOTOROLA PHOTON』を専用ドック『HDステーション』に設置することで利用可能になります。

HDステーション
※画像はモトローラ・モビリティ・ジャパンのウェブサイトより引用
『HDステーション』は、充電器として利用できるだけでなく、HDMI端子と3コのUSBコネクタでテレビやモニター、キーボード、マウスなどの外部機器と接続可能になる別売りの専用ドック。付属のリモコンによる操作も可能になります。auショップでの取り扱いはなく、10月21日に『Amazon』と家電量販店で発売を予定しているとのこと。製品の売りになる重要なアクセサリーが、本体の発売と足並みがそろわないのは少し残念ですね。

デスクトップとスマートフォン画面が同時に利用可能
『Webtop』が起動すると、デスクトップ上にスマートフォンの画面を表示する「モバイルビュー」のウィンドウが表示され、マウスやリモコンでスマートフォンを操作可能。デスクトップでは『Firefox』のフルブラウザ、『Facebook』、メールなどのアプリケーションを利用可能。スマートフォンをPC同様に使うことができます。もちろん、スマートフォンの画面をフルスクリーン表示して、『YouTube』の動画や音楽、ゲームなどをテレビやモニターで利用することも可能。

モニターとキーボードが付属するドック『Lapdock』
米国では、モニターとキーボードが一体になったノートPC型ドック『Lapdock』の発売も予定されています。これを使えば、スマートフォンとネットブックが一体化した使い勝手が実現。日本でも今後発売を検討しているそうです。アクセサリーによる拡張性を楽しむなら、『MOTOROLA PHOTON』が有力な選択肢になりそうですね。

『MOTOROLA PHOTON ISW11M』主な仕様
サイズ:約W67×H127×D12.2mm
重量:約158g
連続通話時間:約530分(検討中)
連続待ち受け時間:約210時間(検討中)
OS:Android 2.3.4
ディスプレー:約4.3インチQHD(960×540)
カメラ:有効画素数約800万画素CMOS
外部メモリー:microSDHCメモリーカード(最大32GBまで)
Eメール:対応
Cメール:対応
テザリング:対応
Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
Bluetooth:2.1+EDR
カラー:シャドウブラック