オリジナリティーなき″コピペ″からの脱却を/金森 努
近年のPC普及は私たちの生活やビジネスに多大な恩恵をもたらしてくれている。
しかし、「光あるところには影がある」。負の側面も見逃せない。
今回はその負の側面の中から、一つを切り取ってみたい。
キーボードの”アップル”+”C”。指定位置にポインタを移して”アップル”+”V”。
初めてMacintoshでコピー&ペースト、つまり「コピペ」を覚えた時、その便利さに驚いた。
さらに、その後Windowsに転んで、MS-Officeを利用するようになってから、プレゼン用のパワーポイントに、ワードやエクセルのデータまで貼り付けられるようになり、コピペ機能はもはやビジネスに欠かせないものになった。
他の人が作成した文書を再度利用する。つまりDuplication(複製)が日常化した。
確かに便利になった。効率的になった。だが、そこには大きな落とし穴があったのだ。
「呪いの企画書」という現象がある。
パワーポイントのよくできた企画書だ。全体の流れもいい。気の利いたグラフィックも貼り付けてある。アニメーションもなかなか凝っている。
こんな企画書を社内のファイルサーバで見つけたら、誰しも自分の業務に使うプレゼンに使ってみたくなるだろう。
全くそのまま使うわけにはいかないが、必要な部分を加筆修正すれば使えるように思う。修正して、全体を見直してみる。うまくできている。
かくして、そのデータをノートPCに仕込んでクライアントにプレゼンを行う。しかし、その反応はイマイチさえない。何が起ったのか・・・。
何が起ったのかといえば、「企画書の呪い」だ。
いや、ホラーな話ではない。
その企画書データは、実は社内で何度も「負けプレゼン」を引き起こしている経歴があったのだ。
「よくできている企画書」のはず。なぜ、そんなことになるのか。
「誰が見てもよくできている企画書」。
果たしてそれは、クライアントの求める内容にフィットしているのだろうか。
続きはこちら
しかし、「光あるところには影がある」。負の側面も見逃せない。
今回はその負の側面の中から、一つを切り取ってみたい。
キーボードの”アップル”+”C”。指定位置にポインタを移して”アップル”+”V”。
初めてMacintoshでコピー&ペースト、つまり「コピペ」を覚えた時、その便利さに驚いた。
さらに、その後Windowsに転んで、MS-Officeを利用するようになってから、プレゼン用のパワーポイントに、ワードやエクセルのデータまで貼り付けられるようになり、コピペ機能はもはやビジネスに欠かせないものになった。
他の人が作成した文書を再度利用する。つまりDuplication(複製)が日常化した。
確かに便利になった。効率的になった。だが、そこには大きな落とし穴があったのだ。
「呪いの企画書」という現象がある。
パワーポイントのよくできた企画書だ。全体の流れもいい。気の利いたグラフィックも貼り付けてある。アニメーションもなかなか凝っている。
こんな企画書を社内のファイルサーバで見つけたら、誰しも自分の業務に使うプレゼンに使ってみたくなるだろう。
全くそのまま使うわけにはいかないが、必要な部分を加筆修正すれば使えるように思う。修正して、全体を見直してみる。うまくできている。
かくして、そのデータをノートPCに仕込んでクライアントにプレゼンを行う。しかし、その反応はイマイチさえない。何が起ったのか・・・。
何が起ったのかといえば、「企画書の呪い」だ。
いや、ホラーな話ではない。
その企画書データは、実は社内で何度も「負けプレゼン」を引き起こしている経歴があったのだ。
「よくできている企画書」のはず。なぜ、そんなことになるのか。
「誰が見てもよくできている企画書」。
果たしてそれは、クライアントの求める内容にフィットしているのだろうか。
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