FIFAのインファンティーノ会長も批判を浴びた。(C)Getty Images

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 過去最多の48チームが参加した北中米ワールドカップは、スペインの優勝で幕を閉じた。

 今大会は、“アメリカらしさ”の数々も議論につながった。義務化されていたハイドレーションブレイクは、空調設備が整ったスタジアムでも実施されたことで、CMをはさむためやクォーター化を進めるためとの不満を誘った。決勝戦でハーフタイムショーが物議を醸したのも周知のとおりだ。

 イタリアの大手紙『Gazzetta dello Sport』は、大会全体の採点記事でFIFAに10点満点で4点という落第点をつけ、「ワールドカップは創設されたときからそれだけで素晴らしいものだ。ただ、それを台無しにすることはできる」と指摘。「サッカーがすべての人のものならば、もっと透明性が保証されるべきだろう」と主張した。

「レジェンドたちにこだわるのも避けられるはずだ。過去のカンピオーネたちがVIP席で飲み食いするのを見ているのに、一般の人はパニーノひとつに20ドル(約3200円)を払っている。ピッチにいる選手たちだけでは足りないのだろうか? 平凡なファンがそこで感じるのは、自分がうらやむことしかできない特権の匂いだけではないだろうか」
 
「飲水のための中断を導入するなら、率直になれたはずだ。気温30度ならいい。だが、空調があるなら、すべてはCMのためだったり、前後半ハーフからクォーター制に試合を変えようとする意図だろう。ならばはっきりさせたほうがいい。『変えたいのだが、サッカー界はどう思う?』と」

 ここにあげられた以外にも、さまざまな問題があった北中米ワールドカップ。純粋にプレーだけが話題となるのが望ましいはずだが、サッカー界の頂点に立つ組織はどう考えているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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