東国原英夫が困惑「SNSでものすごい批判が。謝れと」再選の斎藤元彦氏に問題提起での強烈反応「ネットは善悪の二項対立」
元宮崎県知事の東国原英夫が18日、TBS「ゴゴスマ」に出演。17日の兵庫県知事選で斎藤元彦前知事が返り咲き当選したことについて、言及した。
司会の石井亮次から意見を聞かれると、「SNSで東国原に対して、ものすごい批判の声が挙がっている。『謝罪しろ』『謝れ』今まで斎藤候補に対して、否定的でネガティブな、問題指摘させてもらった。『これはけしからん、謝れ』ということなんですよ」と話すと、「ということなので、どうも申し訳ありませんでした。一応、不快な思いをさせた人たちには謝るのかなと」と頭を下げた。
続けて「問題は、選挙、政治というのは賛否両論ある。こちら側が否定的だった候補が当選したからといって、なぜ問題提起をした人間が謝罪しろということになるのか。ネットの論調ってこういう論調なんですね。どうなのかな」とクビをひねった。
東国原は「僕なりに取材をして調査をして、議員さんや県の職員さんの意見を聞いて、自分なりにそしゃくして自分なりに意見を発信した。それをネットは善と悪の二項対立に持って行く。つまり、斎藤さんは善、斎藤さんに反対するのは悪である。既得権益を持つ議会であり、百条委員会である。で、東国原であり泉房穂であるということになる。これはどうなのかな」とも語った。
「民主主義なので民意は重要。ただ、斎藤さんは111万票で得票率45%くらい。非斎藤の票数を合わせたら111万票を超える。こういうこと言うと、また『東国原謝れ』となるんですけど、現実の話なんで、全面的に斎藤さんの資質や主張が認められたわけではないと、謙虚に丁寧に政策を進めてもらいたいなと」と求めた。
東国原は、斎藤氏の当選にはSNSが大きく影響していると語り、石丸伸二前安芸高田市長東京都知事選でとった戦法に則ったと分析。「SNSで石丸方式と言ったら、そこにも批判が来た」と困惑した。