[11.15 W杯最終予選 日本 4-0 インドネシア ジャカルタ]

　指揮官は序盤のビッグセーブを称えた。日本代表はインドネシア代表に4-0で快勝。森保一監督は前半10分にピンチの場面を振り返った。

　ゴールラッシュが始まる前に、日本はピンチを迎えていた。前半10分、劣悪なピッチコンディションで不規則なバウンドが起き、FWラグナー・オラットマングーンに最終ラインを突破される。しかし、GK鈴木彩艶が冷静にセーブし、大ピンチを切り抜けた。

　試合後のフラッシュインタビューで、森保監督は「最初インドネシアにビッグチャンスがあったが、チーム全体でカバーし、彩艶が止めてくれた。耐えないといけないところを耐えたところが勝因につながった」と守護神の奮闘を称賛した。

　インドネシアはサイドから日本陣地に攻め立てる場面があったが、MF三笘薫らサイドプレーヤーのプレスバックによるプレッシャーで阻む場面も見られた。「攻撃的な三笘、堂安(律)が守備で貢献してくれた」(森保監督)。大量得点だけでなく、完封に防ぎ切った点にフォーカスして、チームの勝利を喜んでいた。

　今節はDAZNで無料放送もあり、多くのサポーターが観戦。指揮官は「超アウェーのなかで厳しい環境だったが、サポーターが来てくれて、DAZNで多くの方々が念を送ってくれたことが耐えること、走り抜くことにつながった。感謝申し上げたい」と思いを語った。