米ニューヨーク・タイムズ（ＮＹＴ）によると、１１日にイーロン・マスク氏とイラン国連大使が会談し、イランと米国の緊張緩和について協議した。マスク氏と会談したのはアミール・サイード・イラヴァニ大使と伝わっている。

　これまで発表されているトランプ次期政権の輪郭は明らかに親イスラエル・反イランで、イスラエルやイランと中立に接することができる人物はほとんど見当たらないが、イランにとってイーロン・マスク氏は数少ない例外のようだ。イランは米大統領選前にもイスラエルに反撃を実施するとの観測があったが、今のところの行動を見送っている。トランプ次期米大統領がイランに対してすでに警告したとの報道もある。

MINKABU PRESS