iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法
購入した直後は快適なのに、いつの間にか切れやすくなってしまうiPhoneのバッテリー。
今回の記事では、「iPhoneのバッテリーを長持ちさせるにはどうしたらいいのか」を、さまざまなシチュエーションに分けてまとめていきます。
また、記事の後半ではすでにバッテリーの持ちが悪くなってしまった方向けに、バッテリーの交換方法もまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
まず、負荷と熱を避ける
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるにはどうしたらいいのか。答えは意外と簡単で、過剰な負荷と熱を避ける。だけ気をつけてみましょう。
スマホ冷却ファンでちょっと涼しくしてあげるのもアリかと。対策前後で劣化がどれだけ変わるのか? のデータは手元にありませんが、理論上はバッテリーへの負荷を減らせます。
なお、一時期は「iPhoneを充電器に繋ぎっぱなしにしておくとバッテリーが劣化する」と言われていましたが、昨今のiPhone(iPhoneXR/XS以降)の端末では、自動的に充電を最適化してくれるので、こちらは心配しなくて良いと思います。急速充電も若干発熱は増えますが、日常の範囲内であれば問題ないレベルだと推測できます。
下記では避けると良いシチュエーションを紹介します。
ケース1:暑い車内、炎天下などでの長時間利用を避ける
車内ではダッシュボードに置いて、カーナビ代わり。みたいな使い方は、日光での熱+常に負荷+充電といったスマホ三重苦なので、バッテリーのコンディション的には最悪です。スマホをナビにするなら、吹出口固定タイプの方が良いかもしれません。
ケース2:負荷の高いゲームを充電しながら長時間プレイを避ける
同様に3Dゲームなど、負荷の高いゲームを充電しながら長時間遊ぶといったシーンも熱が心配。ゲーム描画によるチップからの発熱+充電が多くなりますし、充電によってバッテリー周りにも熱が加わるので、好ましくありません。
ケース3:ワイヤレス充電器の多用を避ける
ワイヤレス充電器の利用も、若干注意が必要です。置くだけで充電できて便利なのですが、ワイヤレス充電はその仕組み上、背面にある受電部(コイル)に熱が発生。この熱がバッテリー劣化を進める可能性があります。
バッテリーが既に劣化してしまった場合
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」をタップ。「最大容量」を確認
上記のステータスで「最大容量」が何%になっているか? でバッテリーの劣化度合いがわかります。こちらが80%を切ると、かなりバッテリーはヘタレてきていて、Appleの想定するコンディションを維持できていない状態です。
そんな時は思い切ってバッテリーの交換をしてみましょう。
予約の手順としては…
1.「設定」→「一般」→「情報」→「バッテリー」とタップ
2.「バッテリーの状態と充電」をタップ
3.「修理サービスオプションを見つける」をタップ
4.見積もり金額を確認して「予約する」をタップ
5.マップから修理するストアを選ぶ
6.「予約」をタップ
手順4から「Appleサポート」アプリへと偏移します。Appleサポートアプリが無い場合は、WebからApple IDでログインしたり…と手間が増えるので、Appleサポートアプリは用意しておいたほうがいいですね。
7.予約をする日時を選択(選べるのは一週間先まで)
8.自分の電話番号が表示されていることを確認して「予約」をタップ
9.予約確認のSMSが届く。「データをバックアップする」からバックアップを進める
ここまでで予約の申し込みは完了です。あとは修理トラブルへの場合などの保険として、データをバックアップしておきましょう。方法はこちらをどうぞ。
あとは予約した日時に店舗にiPhoneを持ってAppleストアに行くだけ。注意点として、身分証明書(本人確認書類)は持参しておきましょう(受け取りで必要です)。
また、修理費用がかかる場合、かからない場合があるので、ここから見積もりしてみましょう。
これでバッテリー長持ち快適ライフの始まりだ〜。
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