藤田菜七子元騎手のインスタグラム(@nanako.fujita_official)より

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日本中央競馬会(JRA)から引退した元騎手の藤田菜七子が12日、自身のインスタグラムを更新し、初めて自分の言葉で引退について報告した。藤田は関係者への謝罪メッセージを掲載し、今後の展望にも言及した。

投稿の中で藤田は、「この度は私の行動によりファンの皆様、ならびに多くの競馬関係者の方々に多大なるご迷惑をお掛け致しました事を心よりお詫び申し上げます。」と謝罪。また、「私の言葉で皆様へのご報告が遅くなり、申し訳ございませんでした」と続け、自身の引退を明かした。

藤田は今後について、「まだ何も決まっておりませんが、許されるならば、今後の競馬界の益々の発展に、私なりに尽力させていただけたらと考えております」と述べ、競馬界への思いを語った。最後は、「これまで8年8ヶ月、騎手藤田菜七子を応援して頂き、本当にありがとうございました。」と感謝の気持ちで締めくくっている。

藤田は今年10月、調整ルームへの持ち込みが禁止されているスマートフォンの不適切使用が判明。同11日に引退届がJRAによって受理され、騎手免許取り消しが発表されていた。

藤田菜七子#JRA