その界隈で注目のゲーミングデバイスでデコってみたものの…
ゲーミングPCからキーボード、マウスまでネオンカラーの明かりで満たされている薄暗いゲーマーの部屋。
ゲーマー向けの広告ではよく見ますが、実際のゲーマーの部屋というのは、ゴミ箱にポテトチップスの袋や捨てられたピザの箱が山積みになっているのが大半です。
ゲーマーっぽくRGBでデコってみた
米カリフォルニア州のゲーミングデバイスメーカー、Razerからレビュー用にRGBライト一式を提供してもらったので、デスク周りをデコってみました。BlackWidow V4 Pro 75%キーボードやKraken V4 Proヘッドセット、コントロールハブなど、各製品のパフォーマンスはさておき、純粋に見た目の美しさにまず興味をそそられます。
それぞれの製品のレビューは、今後使ってみてから追って別の記事で紹介する予定です。
今回使用したのは、RGBライトのAether Light Strip、Aether Monitor Light Bar、Aether Lamp Pro、そして筆者のお気に入りであるFirefly V2 Proマウスパッドです。Razer以外のメーカーのものだと、 Gigabyte G34WQCモニターやHyperX Pulsefire Haste 2マウス、Intel Core i7-13700KFとNvidia GeForce RTX 4080を搭載したAsus ROG Strix PCを使用しています。
今回のデコレーションの目標は、手持ちの製品でRGBライトの性能を最大限に引き出すことでしたが、写真を見てもわかるように、少し物足りない結果となりました。
Razer社製のRGBライト製品をすべてセットアップするには、Razer Gamer Roomのアプリをダウンロードし、すべてをRazer Synapseという管理ソフト経由で接続する必要があります。試みてみましたが、筆者の部屋のWiFi環境では、数時間かけてもすべてを思い通りに同期させることさえできませんでした。
ただし、それ以外ではRazerのライトは操作が簡単で、ほとんどのライトはオンボードのシンプルなコントロールで操作できました。
コストはかかるけど楽しい
さて気になるのが、RGBライトでデコるのにかかる費用。
Razer Aether Lamp Pro、Aether Light Strip とエクステンダー、Aether Bulb、Aether Monitor Light Bar、Firefly V2 など、RazerのAetherラインのひとつずつ組み合わせると、570ドルほどかかります。これには、300ドルのRazer BlackWidow V4 Proは含まれません。コントロールハブ付きのヘッドセットは400ドルですが、Kraken V4だけを180ドルで購入することもできます。
このような超高輝度のセットアップには、PC(Strix G16CHの価格は2,100ドルから)、モニター(希望小売価格 400 ドル)、その他に必要な周辺機器など、最低限のコストでも数百ドルかかります。
たとえ筆者のような小さなデスクスペースであっても、RGBライトで装飾するのは楽しかったです。とはいえ、小さなスペースでもこれだけ大変だったのですから、自分のスペースを輝かせるには、かなりの労力とコストが必要だと言えるでしょう。ゲーマーも楽じゃない!