スポニチ

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 バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」男子が11日に東京体育館で開幕した。昨季Vリーグ王者サントリーと準優勝の大阪ブルテオン(B)がオープニングマッチで対戦。大阪Bがサントリーを3−0(25−17、25−18、25−21)のストレートで下し、開幕戦勝利を飾った。

 西田有志(大阪B)がサービスエースや強打で18得点とけん引。注目された高橋藍(サントリー)とのエース対決の軍配は西田に上がった。

 「皆さん、今日は足を運んでいただき、本当にありがとうございます」と西田。「SVリーグが開幕できたことを非常にうれしく思いますし、今日のバレーもおもしろい展開になったと思う。SVリーグは今日開幕して、あと半年ありますので、ぜひ会場に来て応援してください」と語った。

 観客席にはパリ五輪を最後に現役を引退した元バレーボール女子日本代表で妻の古賀紗理那さんの姿も。青い大阪Bのユニホームを着た古賀さんは、夫の言葉に拍手を送った。

 開幕戦白星を飾ったが、西田に油断はない。「開幕戦というだけなので。1試合は1試合。あと何十試合もあるので、しっかりと次の試合にコンディションを整えたいと思います」と先を見据えた。