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ジュード・ロウ、ニコラス・ホルト共演の実話スリラー映画『ジ・オーダー(原題)』の予告編が米国で公開された。

1980年代のワシントンで、銀行や自動車を狙った強盗事件や爆破事件が続発。FBI捜査官のテリー・ハスクは、一連の事件が偶発的なものではなく、政府を攻撃すべく人種対立を引き起こそうと画策する極右団体の手によるものだと確信していた。やがて、ハスクは「ジ・オーダー」と呼ばれるテロリストたちのカリスマ的リーダー、ボブ・マシューズに接近していく……。

公開された予告編は、ホルト演じるマシューズら4人組が銀行を急襲するシーンから始まる。「どんな革命も誰かが始めているんだ」と言う彼らの計画は、すぐにFBIに捕捉されることとなった。捜査官ハスクは、地元の店に張り出された白人至上主義団体のチラシを疑問視し、警官ジェイミー・ボウエンは、オレゴン州ボイシで起こった爆破事件が「始まり」だったという。

ハスクとボウエンのふたりは、とある極右団体に接触する。団体の男は「法律を破ることをメンバーに推奨してはいない」と言うが、「君たちも連邦政府のようなカルトの一員だと理解するべきだ」と口にした。彼らの信じる教義には6つの段階がある。雇用・訓練・資金調達・暗殺など……最後のひとつが「大規模な国内テロ」だった。

リーダーのマシューズは、FBIに警戒されていると周囲から警告されるが、より大きな行動に突き進んでいく。しかし、すでにハスクはマシューズに近づいていた。車内のマシューズが「地元の人間じゃないな?」と尋ねると、ハスクは「俺を尾行してるのか?」と笑顔を浮かべる。

アクションも織り交ぜたスリリングな展開が期待される本作を手がけたのは、『NITRUM/ニトラム』(2021)『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』(2019)など実話に基づくスリラー映画を得意とするジャスティン・カーゼル監督。脚本は『ドリームプラン』(2021)『クリード 過去の逆襲』(2023)のザック・ベイリンが執筆した。

出演者はロウ&ホルトのほか、警官ジェイミー・ボウエン役で『レディ・プレイヤー1』(2018)のタイ・シェリダン。そのほか、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)のジャーニー・スモレット、『ジョーカー』(2019)のマーク・マロン、『Shirley シャーリイ』(2020、日2024)のオデッサ・ヤングら強力な顔ぶれが揃った。カーゼル監督とロウはプロデューサーも兼任している。

映画『ジ・オーダー(原題)』は2024年12月6日に米国公開予定。海外の一部市場ではAmazon が配信する(日本でのリリース情報は不明)。

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