「2シーズン前の活躍を彷彿」2得点に絡んだ三笘薫へ現地メディアの賛辞止まず チーム最高評価も

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見せ場を作った三笘に現地メディアも賛辞を惜しまない(C)Getty Images

 三笘薫の所属するブライトンは現地時間10月6日(日本時間7日)、プレミアリーグ第7節でトッテナムと対戦し、3-2で逆転勝利を収めた。前半で2点をリードされながらも、後半で3得点を挙げ、リーグ戦5試合ぶりとなる白星を本拠地で手にした。

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 この試合、左ウイングで先発出場の三笘は1アシストを記録するなど、2得点に絡む活躍で勝利に貢献している。0-2とリードされて前半を終えたブライトンだったが、後半開始早々より追撃のゴールを奪う。48分、左サイドを駆け上がりスルーパスを受けた三笘がダイレクトでゴール前にクロスを送ると、これをヤンクバ・ミンテが押し込み、1点差に迫る。

 さらにその10分後、今度は相手PA手前で三笘がボールをキープ、そこからジョルジニオ・ルターへパスをつなぎ、ルターがドリブルでディフェンスをかわしてシュート。ボールはゴール右隅へと吸い込まれ、2-2の同点に追いつき試合は振り出しに。そして66分にダニー・ウェルベックのヘディングシュートでブライトンが勝ち越し点を挙げるという怒涛の攻めで逆転。鮮やかな連続ゴールにアメックス・スタジアムは歓喜に包まれた。

 フル出場を果した三笘は得点につながるパフォーマンスなど、前線で大いに存在感を発揮した。もちろん、そのプレーは現地メディアから高い評価を得ている。

 サッカーサイト『90MIN』では個人採点において、チーム最高タイとなる「8」を与えた。同メディアは「ミトマは左サイドで脅威となり、危険なクロスを何本も送っていた」と振り返り、さらに「同点弾となるルターへのパスもミトマの演出だった」と綴っている。

 さらに、英メディア『GIVE ME SPORT』ではチーム最高となる「8.5」と評価していることに加え、三笘をサイト独自でのマン・オブ・ザ・マッチに選出。背番号22の活躍を絶賛しており、「ミトマのパフォーマンスレベルは決して落ちなかった。彼は、2シーズン前の活躍を彷彿とさせるプレーを披露し、すべてを冷静に受け止め、チームメイトを鼓舞して反撃を促し、勝ち点3獲得に貢献した」などと評している。

 勝利の原動力となるなど、インターナショナルブレーク前のゲームを最高の形で終えた三笘。日本代表として臨むワールドカップアジア予選でも、この日のようにキレのあるプレーがみられるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]