5回を投げ終え、ベンチで小久保監督(右)からねぎらいを受けるモイネロ(撮影・穴井友梨)

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 ◆ソフトバンク1―0オリックス(30日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが零封勝ちを飾った。試合後、小久保裕紀監督の主な一問一答は以下の通り。

 ―モイネロは5回無失点。
 「ローテーション、少し前半開けたときはありましたけど、ほぼほぼ中6日で回って。先発1年目にしては上出来なシーズンだったなと思いますね」

 ―栗原陵矢が18号ソロで先制。
 「(試合前に)ファンの子どもがホームラン2本って言っていたんで、1本足りなかったですけど。こういう勝ち方もあるんだなって感じですね」

 ―柳田悠岐が復帰した。
 「打つ方は心配していなかったんでね。打った後のランニングとか走者になったときのところは本人しか分からないんですけど。クライマックス(シリーズ)で守備に就くというのを目標に掲げているんでね。そこに向けて調整して上げていって欲しいですね」

 ―近藤健介も練習参加した。
 「バッティング練習はほぼ問題なさそうな感じなんでね。ただ走者があるんでね、そこはもう少し掛かるでしょうけど。焦らせるつもりはないですがDHでCSに入ってきてくれるとベストだなと思いますね」 

 ―柳田は1打席目に安打を放った。
「まあ打つのは全然心配してないですよ」

 ―2打席目も惜しい当たり。
 「うん、全然打つのは。CSで守ってくれればいいですね」

 ―2番で先発。
 「打席が回る回数も含めてじゃないですかね。あんまり深い意味はないです」

 ―残り3試合は守備就かせない。
 「まだそこは話をしてないんで。明日も多分DHなんで。休み明けでどうなるかですけど」

 ―柳田がベンチにいる効果。
 「ベンチにおってもあんまり変わらないですけど、スタメンに名前あるだけで変わります」

 ―笹川吉康が昇格しスタメン出場。
 「(周東)佑京が外れたんで。一番誰がいいのかなという中では。約束の3割はほど遠い2割5分台ですけど、(ウエスタン・リーグ)打点王で。今日もそうですけど、魅力のある選手ですよね」

 ―周東は時間掛かる。
 「クライマックスは全然間に合います。問題ないという風には聞いていますけど」

 ―モイネロの5回降板はタイトルも考慮した。
 「いや、もともと5回。(声を掛けたのは)シーズン通してお疲れさんということと、先発チャレンジ1年目にしてはようできたシーズンやったねって言ったら、向こうからプレーオフ(CS)頑張るって。当たり前やって言っておきました」

 ―8回はイニング途中の継投に出た。
 「8回というか、さすがにヘルナンデスとか杉山の時はですけど、今日はああいう風にして。長谷川の使いどころってのは試しているし、考えているので。そういう点ではわざとそういう風に当てましたけど」

 ―結果的に空振り三振2つ。
 「森との対戦は良かったですね」

 ―10月1日は前田悠伍が先発する。
 「なかなか平日のナイターでしょうけど、みずほペイペイに足を運んで欲しいです。大声援で送り出してやりたいですね」