54号3ランを放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

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大谷は直近34打数で24安打、打率.706をマーク

【MLB】ドジャース 11ー4 ロッキーズ(日本時間28日・デンバー)

 止まらぬバットに騒然としている。ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、54号3ランを含む5打数4安打4打点の固め打ちを披露した。直近34打数で24安打。衝撃の打棒に米ファンから「常軌を逸した歴史的なパフォーマンスだ」「ゲームでしか見たことない」「本当に球史に残る歴代最高の選手だ」と驚きと称賛が送られている。

 大谷は2回1死一、二塁で右前適時打を放つと、直後にはシーズン57盗塁目をマークして2001年のイチローを抜き、日本人最多記録を更新した。4回1死一塁では右前打を放ち、続く6回無死二、三塁の第4打席では飛距離436フィート(約132.9メートル)、角度34度の豪快アーチを右翼席へ叩き込んだ。さらに8回にも二塁打を放ち、4安打の固め打ちを見せた。

 4安打目を放つと、MLB公式X(旧ツイッター)は即座に反応。「ショウヘイ・オオタニは直近34打数で24安打をマークしている。打率.706だ」と驚き顔の絵文字を添えて投稿した。このポストに米ファンも唖然とした様子。「オオタニは私のGOAT(史上最高の選手)」「7……706!?」「ショウヘイ・オオタニが歴代最高のGOAT」「全くもって理解不能」「文字通りのNo.1」などと、称賛の声が送られた。

 チームが窮地に立った大事な9月に調子を上げ、地区優勝に導く大活躍。前人未到の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を超えて、この試合で「54-57」まで数字を更新した。54本塁打&130打点はリーグ独走状態。残す首位打者のタイトルも、1位のルイス・アラエス内野手(パドレス)に5厘差の打率.309と肉薄している。(Full-Count編集部)