フォーチュンタイム(c)netkeiba

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 無傷の3連勝中のフォーチュンタイム(牡3、栗東・吉岡辰弥厩舎)が、土曜中山11Rの秋風ステークス(3歳上・3勝クラス・芝1600m)でオープン昇級を狙う。

 フォーチュンタイムは父グレーターロンドン、母オールタイムベスト、母の父ブライアンズタイムの血統。母はJRAで4勝を挙げている。

 ここまで3戦3勝。4月の未勝利(阪神芝1600m)で既走馬相手にデビュー。中団からの差し切りを決めると、続く1勝クラス(京都芝1600m外回り)は好位から抜け出して2連勝。休養を挟み、前走の有松特別では実績馬のワールズエンドを下し、デビュー3連勝となった。まだまだ底は見せておらず、「遅れてきた大物候補」という表現がピタリと当てはまる。

 今回は更なる強敵相手となるが、前走の勝ちっぷりや時計を見ると、間違いなく力上位だ。さらには鞍上がJ.モレイラ騎手というのも心強い。夢は大きく、父の果たせなかったGI制覇。そのためにも通過点にしたい一戦となる。